案山子村
投稿者:rark (34)
月明かりに照らされたその人影は、
今目の前にいるようなカカシ人間。そして、その中には本物のカカシも混ざっているように見える。それがまるで操り人形のように、カタカタと動きながら、こちらへ近づいてくる。
僕「マジかよ…」
カカシ「さぞわりなからむうに…!!」
表情のないカカシが、何故かニヤリと笑ったように感じる。
兄貴「逃げるぞ!!」
兄貴の声と同時に、僕らは一斉に走り出す。走っているうちに集落を抜け、山道へと差し掛かります。途中で道がなくなりましたが、後ろを振り返ると、人影はまだ追ってきている。
B「チッ…!!」
僕らは草木をかき分け、山の中へと入っていきます。
しかし、その途中。兄貴とBがいなくなっていることに気がつきます。
僕「ハァ…ハァ…Aさん…!ゲホッ!…兄貴とBが…!!」
しかし、Aさんには反応がなく、辺りをキョロキョロと見回しています。
僕「Aさん?」
すると、Aさんは、急にハッとした顔で僕の方へと走ってきて、こう言います。
Aさん「いい!?○○君!!(僕の名前)これは夢!!夢なの!だから早く…」
その時、突然Aさんの首から、刃が飛び出します。それと同時に、Aさんの首と口から、赤い血が地面に滴り落ちる。
「さぞわりなからむうに…」
Aさんの後ろから、さっきのカカシの声が聞こえます。Aさんが倒れると同時に、僕の目の前に、
へのへのもへじの顔をしたカカシが表れる。しかも、鎌を持っている、右手には、軍手がはめ込んでありますが、左腕の服の袖からは藁が飛び出ている。
僕「うわぁぁぁぁ!!」
叫び声をあげ、草木をかき分け、前へと進む。その中で、先程Aさんに言われた言葉が、ぐるぐると頭の中を巡る。
(夢!?これは夢なのか?だとしても生々しすぎる!!本当に夢なんだとしても、どうやって抜け出せば…)
「さぞわりなからむうに」
後ろからあの声が聞こえる。そして…
僕「ハァ…ハァ……え?」
突然開けた場所に出ます。どうやら神社のようですが、社はボロボロになっている。神社の拝殿へと上がる階段に、誰かが座っています。
警戒しながら見てみると、どうやらカカシではなく、髭を生やした、60代後半くらいの男性。普通のおじさんのようです。
おじさん「ここ来るの。何回目や?」
いきなりおじいさんに話しかけられ、動揺しながらも、僕は指で1の形を作ります。
僕は兄弟ぐるみで仲の良い友達。とは行っても、僕の方は兄ではなく、兄貴と呼んでいるだけのはとこですし、あっちは兄貴とタメの姉貴、そして僕とタメのその弟
説明が分からなすぎる。
変な集落に迷い込む
↓
バケモンに襲われる
↓
なんとか逃げ出す
↓
地元のジジイ「お前らあそこに行ったんか!」
何百回と見たパターン
最初の人物紹介、林修でも理解できないやろ。誰もわからんて。
説明が
二組のきょうだい同士が、仲良しだった!
一組は自分と兄(実の兄ではなく、はとこ同士の関係だが、兄貴と呼んでいる)。
もう一組は実の姉弟(姉をA、弟をBとする)。
自分の兄(本当は、はとこ)とAが同い年で、自分とBが同い年。
ということだと思います!
部外者の私が失礼しましたm(_ _)m
人物
僕
兄貴(僕のはとこ)
B(僕の友達 and Aさんの弟)
Aさん(兄貴の友達 and Bの姉)
うーむ、何かわからないが、腹が立つ。
人物像
僕
兄貴(僕のはとこ)
B(僕の友達 and Aさんの弟)
Aさん(兄貴の友達 and Bの姉)
人物の紹介が、ややっこしい。読者に分かりやすくお願いします。
投稿者です。人物の紹介が分かりにくいというご指摘をいただきましたので、修正致しました。申し訳ございません。
結構面白かった!
カカシか