この春、新居に引っ越した。
ワンルームの家具付きで窓からの眺めも最高だ。
新生活に不満を感じることはなく、
毎日充実している。
部屋を出て、
勉強、読書、食事など…
いつも通りの生活をしていた。
最近、色々とド忘れしてしまう。
この間は扉を閉め忘れた…
治安が悪い地域ではないが、気をつけないと。
今回はテレビの付けっ放しだ。
テレビを消して、窓を眺める。
ここからの夕日がとても綺麗だ。
そして、あっという間に夜になった。
部屋が暗くなった途端背後から視線を感じた。
「ギャーーー」
振り向いたら、そこに女が立っていた。
鬼のような顔立ちで俺を睨んでいる。
背筋が凍る。
「誰だオマエ!」
思わず叫んだ。
そしたら、その女は俺に近づいてきた。
牙を剥き、何かを叫びながらゆっくりと
そして俺は気を失ってしまった。
気がつけば朝だった。
長い悪夢から目覚めた感覚だ。
夢か…と思った。
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展開を考えるのを放棄した作者が主人公を気絶させる系かと思ったら。
そっち系か