小学3年生の時のこと。
うちの学校には、ちょっと高くなってる小山的なのがあって、そこは、晴れてても、土が黒く
湿ってたんだ。
6月終わりごろかな。
そんくらいに、放課後そこで二重跳びの練習をしようと学校に来たんだ。
祝日だったから、学童もなくて、校庭には私一人かなって思ってたんだ。
そしたら、その小山のとこに、1年生ぐらいの男の子がいたんだ。
あの子も練習してるのかなって気になって、こっそり近づいたら、気づかれてたみたいで、
手招きされたんだ。
そっちに行くと、
「はいっ。」
って縄を渡されたんだ。
「1,2,3,4…」
ってやってるときに、男の子が、私の足元に来て、なんかつかんで屈って引き抜くみたいな動きを
してたんだ。
で、なんか私があの子のなわでずぅっとしてるのもなんか嫌で。
一緒に跳んでみたんだ。
「1,2,3,4…」
だんだん、男の子の顔がぱぁって明るくなってったんだ。
何百回跳んだんだろう。
2時ぐらいから5時ちょっと前までずぅっと跳んでたんだ。
で、帰ろうとしたときに、
「また一緒に跳ぼうね」
って言ったんだ。
後ろを振り返ると、男の子が手をいっぱいに振ってたんだ。
あんまり帰ってくるのが遅かったせいか、(うちの門限は4時半だった)
お母さんが迎えに来てて、
「やけに楽しそうだったじゃない。一人で跳んでたのに」
って言ったんだ。
後から聞くと、昔、あそこには学校ができる前に井戸があってそこにちょうど1年生ぐらいの男の子が落ちちゃったらしいんだ。

























すごっ
でももっと怖いのいけない?
学校の怪談結構いいね
追記:ナイだよ! こっちでもよろ
すご!