しかしそれからまたしばらくして、このおじいちゃんも亡くなったと、
社員の方から聞かせられました。病死だったらしいです。
その後、仕事自体は順調で、景気も回復してきたこともあって、
ボクの下にもう一人バイトを雇うことが決まりました。
雇われてきた彼女は、少し太めでパンクロックが好きな人でしたが、
不器用で、怪我をすることも多く、結局彼女はバイトを辞めることになりました。
その彼女が交通事故で死んだというニュースが流れてきました。
横断歩道を渡っている時に信号無視のクルマにはねられたそうです。
彼女は携帯を見ながら歩いていて、暴走車に気付くのが遅れたという話でした。
まだ若いのに可哀そうだと思いつつ、
仕事でも注意力不足で怪我をよくした彼女を思い出し、
いつかはこうなる運命だったのかな、なんて思っていました。
次にボクの部下になったのは、なんと正社員の新入社員の女の子でした。
バイトがなかなか決まらなかったこともあり、
新入社員の中でも出来の悪かった子をボクの下に就かせ、
基礎的な部分から仕込みなおすという意図があったようです。
新入社員で入社したのにバイトのボクの下に就けられたのが気にくわなかったのか
彼女の態度はやる気もなく、つっけんどんで、仕事を教えるボクに反抗的でした。
でもある日、そんななまくらな態度で仕事をしているせいか、
彼女は指先を機械にぶつけて切るけがをしてしまいました。
ボクは急いで彼女の傷口を流水で洗い流し、消毒して傷口に絆創膏を貼ってやりました。
それからというもの、態度がころっと変わってボクに甘えてくるようになりました。
仕事もよく言うことを聞くようになり、ヤレヤレと思っていたのですが、
それから1年もしないうちに彼女はクビとなってしまいました。
結局のところ、正社員として雇っているのにいつまでたってもレベルが上がらず、
バイトみたいな仕事しかできないから、ということなのでしょう。
彼女は田舎に帰って別の仕事についたものの、
仕事上の事故が元で亡くなってしまいました。
一時は自分に甘えてきたこともある女の子が死んだのですから、
かなりのショックを覚えました。
kamaです。
この作品の舞台となっている会社は、実はボクが以前書いた「ひとり深夜に人の歯を焼く」という作品と同じ会社になります。合わせて読まれるとより不気味さが感じられることと思います。
ちなみに主人公は別人で、あっちの作品の主人公はこの会社を辞めています。
両方を読ませて戴きましたが、ぞっとする恐さがありました。会社に呪いがかかっているように思えてなりません。正社員の人ばかりが不幸に見舞われて気の毒です。いっそのこと会社が倒産してしまえば免れるのでは?
↑kamaです。両作品読んでいただき感謝です。
例えば街角の小さなタバコ屋がつぶれないのは何故か? 等、
世の中の隙間にいるものはなかなかつぶれないんですよねぇ。
この会社は早く消えた方が世のためですね。
これは「呪い」がかけられているといえば正しいかも。
怖いですね、、これからバイトしようと考えているところなので、こんな変なところで働かないようにしたいと思います。
kamaです。コメントありがとうございます。↑↑間違いなさそうですね、呪い。
↑面接がんばってください~。
過去になぜか神棚が社員の机に向けて頻繁に不幸な事が起きた話を思い出したのですがこれと同じですよね?
↑kamaです。コメントありがとうございます。いろいろ読んでいただいて感謝です。
あなた、スルドイですねぇ。
10年以上やってるのに、なぜ正社員にならないのかという疑問ですが、例えば実はここが会社ではなく病院だとしたらどうでしょう?正社員になるには医師免許や看護師免許が必要になる。だけど、死体洗いや遺体安置は資格のないバイトでもできる…そう考えると、呪いは実は別なところにあるのかもしれないデスネ!!
やめた人のその後のいきさつ情報が必ず入ってくる会社。
凄く怖いですね
「その後」ではなく「離職率」だけで考えたら「3ヶ月で三人辞めた店」「半年で四人辞めた店」のほうがキツそう
↑↑その後のいきさつ情報が必ず入ってくる・・・・・なんか、そこから創作だろうと勘ぐってるんだと思いますが、事実なのでしょうがないですよ。