・転生先は術者の脳みそを全て食らい、
回復の為に6日間、贅沢な暮らしが許される。
・栄養を蓄えた転生先は術者の遺体を抱き、転生が済むまで眠り続ける。
・7日から10日で転生が完了し、転生先の魂は消え、術者が体を乗っ取る。
もっと細かな部分はあったが、聞き取れない箇所も多かったので簡単に。
転生に成功した僧侶は、その後も転生を繰り返した。
しかし、「怨念を増幅させる」これが精神に異常をきたし、
人間そのものに怨念を抱くようになっていった。
やがて村を離れた僧侶は、子を作れず、肉体もいよいよ限界を迎えた。
僧侶は思いついた長寿の邪法を一つ一つ試した。
その一つに、人間の脳を食べるという方法があり、
村に侵入し夜な夜な人をさらい脳を食い続けた。
脳を食い、血を飲み、人を食らい続けたその様はまさに”鬼”。
近隣の村々からは鬼が潜んでいると恐れられた。
僧侶は鬼と化し、やがて不老不死の肉体を手に入れた。
捕らわれないよう、日本各地を巡り、人を襲い食い続けた。
各所に回る”鬼伝説”は、全てこいつのものなのかもしれない。
鬼と言っても、ずば抜けて戦闘能力があるわけではない。
ある時、鬼は簡単に捕まってしまった。
そしてとある僧侶に封印された。それがあの滝の裏だったってわけです。
その僧侶こそ、R家のご先祖様。
川の清流には身を清める効果があり、滝の裏に封じることで
鬼の邪気を取り払い、人間の姿に戻したのちに殺す、そういう計画だったようだ。
なぜ俺が鬼の住処に行けたのか?
Gさんは、俺の名を聞いたのちにすぐに納得した。
封印された地は鬼の出生地でもある、俺の地元。
そこに古くから住んでいる俺の実家の血統には、少なからず鬼の血が混じっているらしい。























不思議なお話ですね。
面白すぎて困った…
鬼とはどんな会話してるんですかね?現代までの歴史の話で逸らし続けられそう
もしかして大崎市の鬼首ですか??
面白いけど変にリアリティ出さない方が良かったかなと。尻萎みもちょっと残念。
でも最近読んだ中では良作だと思う。
親戚が、秋田県仙北郡の鬼首に
住んでいたので、
ちょっとわくわくしちゃいました(^^)
面白いですね。
こんな事言っちゃ興ざめですが、転生する際に目を古枝で刺してるのに鬼になった僧侶は目が見えてそう。
自分も秋田民だけど、地味に怖すぎる…
女だし、直感的に本気でやばい気がする
近付かんどこ…