夢と同じ行動で、命拾いしました
投稿者:せせり (5)
今から3年前のことです。
仕事で山の中を測量中、足を滑らせた私は3mほど滑落し、腰の骨を折る怪我をしました。
かなりの重症でしたが、とっさに木の枝をつかみ、その木に引っ掛かったおかげで、そのくらいの怪我で済みましたが、もし木に引っ掛からなければ15m下まで落ちてしまい、おそらく命を落としていたと思います。
とっさの行動でしたが、上手く木を掴めたことには理由がありました。
実はその事故の2週間前くらいから、シチュエーションは違うのですが、右手を伸ばして遠くの物を掴もうとする夢を何度も見ていました。最初の頃はなかなか手が届かなかったのですが、直近の夢では手が届くようになり、しっかり掴めるようになっていました。
更に夢を見始める数日前に、現地の下見に行った際、私は石でできた小さな祠を見つけました。
長年放置されていたせいか草や木が絡まっていたので、何となくその祠が気になった私は草や木を取り除き、傾いた屋根をもとの形に整えました。
そして翌日、コンビニで買ったワンカップのお酒を祠に置き、手を合わせました。
そして最後に夢を見た2日後に、私は滑落しました。
もともと私は信心深いほうではなく、工事前に祈祷がある時も、取りあえず形だけ頭を下げていました。
なぜその時に、祠をきれいにしたのか今でも分かりませんが、その事故以来、どんな小さな作業でも山に入る時は、一礼し、無事を祈願するようになりました。
こういう話聞くと、世の中には本当に不思議なことあるんだなって思います