リアル監獄島?未だに行方不明の子供達が…
投稿者:あぶさん (13)
大分県と愛媛県の間の豊予海峡に高島という無人島があります。
天然記念物のうみねこが繁殖地にしていたり夏場はキャンプ場(大分市営)になっています。
また関アジ関サバが獲れる豊かな海です。
しかし旧佐賀関町史にははっきりとこの島の辿った悲劇が描かれています。
明治時代に開拓民が送り込まれたもののあまりの過酷さ(水源がない。今でもキャンプ場には雨水のみです)に全員が退去し、長らく放置されていたのですが、陸軍の砲台として整備されたものの、敗戦を迎えたため、戦災孤児の収容施設になりました。
旧大分市内から数百人の子供が強制的に収容され(名目は治安維持と書かれています)集団生活していました。
ここまでならばよくある話ですが、この後が悲惨です。
あまりの過酷さに多くの子供が泳いで脱出しようとしました。
しかし陸地まで10km近くある上に海の難所で潮流は早くしかも水温が低い。多くの子供が犠牲になったようです。
なったよう、というのはこの海域はある一地点にのみ水死体が流れ着きますが、後は滅多に発見されない特殊な海だからです。
耐えかねた子供たちは収容所に火を放ち脱走を図りますが(公式記録には2回とあります)無事に陸地に上がることはほぼ無かったようです。
この辺りで釣りをしていると、白いシャツに半ズボンの子供達が「火を貸してください」とやってきて、ライターをあげると「ありがとうございます、早く逃げてください」とにっこり笑うといいます。
逆に断ると「あの島の奥に財宝があるよ」と言って消えると言います。
まだ子供達が彷徨っているようです。
その地から離れられないのでしょうね。
でも人に危害を加えることがないのなら問題ないかと┅。