山奥で見た不気味な看板「ぜったいに・・・」
投稿者:峰 (38)
これは、知人が四年ほど前に体験した話だ。
廃墟の写真撮影を趣味にしている知人は、その日も四国のとある物件を目指して運転していた。
そこは山奥にある廃工場で、撮影にはもってこいのスポットだと言う。
しかし、狭くてデコボコの山道を運転しているうち、知人は道を間違えてしまったらしい。
道はどんどん細く急になり、次第に草がたくさん生い茂るようになった。
やばいかな、と思いながらも、来た道を戻るには狭くて不安定な道をバックしなくてはならない。
それが嫌で無理矢理進んでいたのだが、ついに車で進めないことはないが、どう考えても戻った方が良い……というところまで来てしまった。
そこでようやく知人は車を停めた。
参ったなあ、戻るにも面倒だなあと思った友人は、一応この先がどうなっているのか見てみようと、草をかき分けて獣道を歩いて進んで行った。
しばらく行くと道はまた広くなっていき、草も少なくなっていく。
お、これなら車でも進めるかなと思っていると、急にぽっかりとひらけた場所に出た。
草むらになっているそこには、古びた手書きの看板が立っていた。
私有地につき立ち入り禁止とかの看板だろうか。そう思い、知人が近づいてみると、そこにはただ一言、
「この先小さい女のひとがでるのでひとりで行かないで下さい」
なんだこれ、と思い裏側を見てみると、
「ぜったいに振り向かないでください」
不気味すぎて、知人はそのまま猛ダッシュで車に戻り、来た道を戻ったそうだ。
あのまま進んでいたら、いったい何が待っていたのだろうか。
関係者以外立ち入り禁止
より効果ありそうな看板ですなぁ。
ヤバい人の溜まり場とかあったりして
子どもたちが、危険な川遊びをしないようにと、「カッパが出るぞ。近寄るな。」といった教育的な意味を込めた看板は、見かけたことがありますが、この看板が伝える危険は、どんな危険なんでしょうか。文言もかなりインパクトがありますし、大勢ならともかく、たったひとりで、しかも道に迷った状態で、看板より前に立ち入る勇気ないですよね。
「ぜったいに振り向かないでください」
ザ・最強ワード!!
振り向かなかったから無事に帰ってこれたのかもしれませんね
個人的にこういうのが一番怖くて大好き
廃病院地下にあるボイラー室の鉄扉に
「子供が出て来るので開けないでください」
という貼り紙があったという話がトラウマw
そもそも入るな、戻ってくるときは振り向くな