父が死んだ日、時計が狂った不思議な体験
投稿者:一八 (66)
僕が22歳の時、父親がガンになり病院へ入院をしました。
医師によると、生死の確率は50%らしく心配をしたものです。
それから、母親は、1週間に2、3回病院へ行く日々。
僕も、休日になると父の病院へ行きました。
そんな父は、学生時代、「柔道」をしていて体格も良かったほうです。
高校時代には、全国大会に出場するなど県でも強い選手でした。
身長180センチ体重95キロの父が、大病にかかるなんて信じられませんでした。
入院から3か月ほど経った頃、父の病気は回復に向かって行きます。
僕や母親も喜び、家に帰って来ると思っていました。
しかし、思わぬ展開になり父は、病院で亡くなります。
入院から、3か月ちょっとの死で家族はショックでした。
父が死んだ日、不思議な出来事が起こります。
容態が急変した父が死んだのは、夜の11時20分頃です。
その時間、僕はベッドで熟睡をしていました。
すると、目覚まし時計が「ジリジリー ジリジリー」と鳴ります。
いつも時計は、朝の6時にセットしているので鳴る訳がありません。
その目覚ましが、夜の11時20分になっていたのです。
その後、病院から家へ電話があり看護婦から伝えられます。
僕と母親は、驚き慌てて病院へ行く事になります。
服を着替えて、腕時計をしようとしたら時計の針も11時20分で止まっていました。
僕は、腕時計の針を調整して時刻を合わします。
すると、時計の針は動き出して正常になりました。
偶然なのか?心霊体験なのか?父の死にまつわる不思議な体験です。
今まで有り難うということじゃないかしら?
素敵なお父様ね。
南無阿弥陀仏様、お父様に冥福をお祈り致します。🙏