これは私が生まれて間もない頃、母が体験した話です。
私は、幼少時まで茨城県古河市に住んでいました。東北新幹線が茨城県内で唯一通過する街で、埼玉や千葉などの県境に囲まれている場所です。
母がいつものように赤ん坊の私を抱っこしていると、ふと脳内に落武者が鬼のような形相で迫ってくるビジョンが見えたそうです。
「すごい速さで向かってきてる、このままじゃ激突しちゃう…殺されるかもしれない…!」
と瞬時に悟る母。私を抱えたまま、こたつに潜って隠れたそうです。
その場は何とかやり過ごしたものの、後から考えると
「自分たちに対してではなく、その先にある何かに怒りの感情を向けているようだった」
「マンションの4階なのに、あんなものが迫ってくることもおかしい」
という感想を話していました。
また、母が当時学生だった頃の先輩も
「夜中にふと目を覚ますと、布団の上に落武者の生首が置かれていて気絶した。気付いたら朝だった」
という夢か現実か分からない体験をしているそうです。
そんな話を私が小さい頃から聞かされ続けて、私が19歳になった頃。
「その落武者の霊はどこから来て、どこに向かっていったのか?」
「何故、彼は怒っていたのか?」
このことに対して疑問に思いました。
古河市で住んでいた部屋の間取りを母が覚えていたため、どの方角から落武者が来たのかを尋ねると
「南東」から「北西」
に向かっていたことが分かりました。
次に、古河市から南東方面に武士にまつわるスポットが無いか調べてみると
「平将門公を祀っている國王神社」
が坂東市でヒットしました。
京都で晒された首とは別で、ひっそりと持ち帰られた胴体も坂東市にあるらしいです。
仮に、平将門公が坂東市から北西方面に向かっていったと考えると候補地はどこか?と考えると






















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