先日【林間学校での出来事】という作品の中で、
後藤先生のことを書かせていただきました。
スボラな先生だったけど、優しくていい先生でした。
たぶん結婚はしてないと思うんですよね。「ザ・独身男」といった感じの先生でした。
そんな後藤先生以外にも、ボクにはもうひとり忘れられない先生がおります。
高木先生という男性の先生なのですが、ボクが小学校3年生の時の担任でした。
背は低めで、「ザ・おじさん」という感じ。
声は大きく、野太く、怒るとコワイ先生です。
でもいい先生なのです。ヒトコトでいうなら「熱血先生」
常に一生懸命で、曲がったことが大嫌い。厳しくも優しい先生。そんな方です。
遠足で近くの空港に行ったときの事。
空港の敷地内にあった原っぱでボクらは持ってきたお弁当を食べていました。
食後、ボクは野生児みたいに裸足になって、友達とその原っぱを駆けまわっていたのですが、割れた牛乳瓶が草むらの中に落ちていたのに気づかず、ボクはそれを踏んでしまって大出血してしまいました。女子たちからはキャーと悲鳴を叫ばれる始末。
後にも先にも女子からキャーキャー言われたのはこれが最初で最後です。
そんなケガをしたボクを、スーパーカブの後ろに乗せて、家まで送ってくれたのも高木先生でした。これが人生はじめてのバイク体験でもあります。
普段は怖いけど、ボクにとっては優しい頼りになる先生でした。
が、ボクはその後、家の都合で1年間転校することになります。
1年間だけ別の学校に通い、また元の学校へ戻るという変わった体験をしました。
驚いたのが高木先生です。ボクが戻った時には別の学年の担任になっておられましたが、
髪の毛がキレイに真っ白になっていたのです。たった1年の間に何があったのでしょう。
七三で黒髪だったイメージが、たったの1年でモジャモジャの白髪になっていました。
それから2年後、ボクは小学校を卒業して中学へ通うことになったのですが、
自分の妹が2年生として小学校に通っていたので、高木先生の話も入ってきます。
「高木先生、死んじゃった」
突然妹から高木先生の死を聞かされて、当時かなりショックを受けた記憶があります。
たしか脳卒中だったか。詳しい状況まではわかりませんが。
だからそれ以来、ボクの中では「急激に白髪になった人は死期が近い」という
イメージができあがってしまいました。
























Mameです。
このお話の中で出てきた原っぱを裸足で走って割れた牛乳瓶を踏み抜いた話は、
「四つ葉のクローバー (加筆修正版)」というお話と、これの解決編である
「四つ葉のクローバー事件】-女子高生 朽屋瑠子-」の中でもネタとして扱っています。
元ネタはボクの小学校時代の遠足での出来事だったのです。