こちらは前に投稿した「ミサンガ 表」の後編です。前編を読んでいただいてからお読みください🙇
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「加奈って邪魔だよね。なんか暗いし」
私は小学校に入ってすぐ虐めに遭った。物を隠されたりノートを捨てられたり、上履きに画鋲を入れられたこともあった。
志津「ごめんゴミだと思って捨てちゃったw」
今日は体育着を捨てられた。ゴミ箱から出すと体育着はぼろぼろになっていた。私は怖くて学校を休む様になった。
それから私は転校して、小・中学校は楽しく過ごすことが出来た。
けれど、高校生になった頃親の仕事の都合でまた転校することになった。
転校初日、教室に入ると小学校の頃私を虐めてきた志津が居た。
でもどうやら彼女は私のことを覚えていないらしかった。
好都合だ。
確か彼女はミサンガが趣味だったはず。
私「芝田 加奈です!趣味は…ミサンガを編むことです!」
自己紹介が終わり、席につく。
休み時間。やっぱり志津は今もミサンガを編んでいた。私は初めて会うように振る舞って話しかけた。
私「あなたもミサンガを編むの?」
志津「うん。小学生位からずっとやってる。」
私「わぁ、凄い!私は最近始めたばっかだから教えてほしい!あなたの名前は?」
志津「私は深野 志津だよ。」
私「志津ちゃん!よろしく!」
正直志津と一緒にいると気が狂いそうだったが、何とか誤魔化せていた。
ミサンガは結ぶ時にお願いをすると願いが叶うらしい。正直ミサンガをあまりやったことはなかったが、頑張って編んでみた。やってみると思いの外楽しかった。
私は志津にミサンガを編み合いっこしようと言った。普通にあげたら怪しまれる可能性があったからだ。
私は縞模様のミサンガを編んだ。編んでいる最中ずっと、志津が居なくなります様にと念を込めた。編んだミサンガはどこか燻んで見えた気がした。
そして私はそのミサンガを志津の足に結んだ。結ぶ時、私の何百倍も何千倍も志津が苦しむ様願った。
もちろん交換の為、私の足には志津の編んだ花柄のミサンガが結ばれている。私は誰もいない帰り道、あらかじめ持っていた鋏でミサンガを切った。
私「あの世でも一生苦しんでろw」
翌日学校で志津が死んだと聞いた。それはもう無様な死に方だったとか。

























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