高校生の時、学校まで電車で1時間掛けて通っていました。
駅に着いたらトイレの個室に駆け込んで用を足すのが習慣でした。
その日も個室に入り用を足していると、隣の個室からバンッと荒々しくドアを閉める音が聞こえました。
よっぽど漏れそうだったのかなと思っていると、ビチャッビチャッと聞いたこともないような大きな音が聞こえてきます。
それと同時にものすごい悪臭も漂ってきて、ウエッと何度もえずいてしまいました。気分が悪くなり、目をつむり、鼻を塞いで、落ち着くまでしばらく動くことができないほどでした。
隣の個室からまたバンッと大きな音が聞こえ、人が出て行ったようです。少し臭いにも慣れてきたので、私も個室から出て隣の個室を少し覗いて見ると
中には、壁一面に血が塗れ
床には犬だったであろうモノの肉片、破裂したピンク色の内臓などが飛び散っていました。
絶叫し、外に飛び出しすぐに駅員さんに報告しました。
身体中の震えが止まらず、何度も噛みながら状況を説明しました。
その後、警察も駆けつけ、色々と訊かれましたが隣の人の姿を見ていないので手がかりになるようなことは伝えられませんでした。
もちろん、それ以降そのトイレを利用するのはやめました。
実話です。
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ほんとに実話かと思うぐらい怖かった
トイレって怖いんですね。