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妖怪・風習・伝奇

ねこじろうさんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

火男【ひょっとこ】
長編 2024/10/01 07:05 3,265view

その奇妙なラインに気付いたのは、ある月曜日の朝のことだった。

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殺風景なワンルームマンションの一室。

窓際のベッドに寝ていた私はカーテンから漏れる陽光で、ようやく目を覚ました。

ふと枕元のスマホに目をやると、チカチカと緑のランプを明滅している。

─ライン?

私は携帯を眼前にかざし開いてみた。

─送り主は?

……カズヤ

─誰?覚えのない名前。

この間の合コンの時の男の子かな?

あいつらしつこかったから適当にライン交換したからなあ、、、

で、メッセージは?

……暗いよー怖いよー

─なにこれ?いたずら?

着信時間は深夜の2時。

私は首を傾げながらラインを閉じると、ベッドから降りた。

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コメント(1)
  • 早速のコメントありがとうございます。
    ━ねこじろう

    2024/10/01/12:47

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