恐怖! 地獄極楽夜行バス
投稿者:kana (210)
「今度の土日、夜行バスでテーマパークに遊びに行こうよ!」
そう言ってきた彼女のデートプランにオッケーして、
二人で夜行バスに乗り、普段はなかなか行けない
遠くのテーマパークを目指すことになった。
出発は今夜10時、到着は明日の朝8時頃の予定だ。
駅のバス乗り場でしばし待つ。
「あっ、アレよ!来た!」
彼女の指差す方向から大きなバスが滑り込んできた。
二階建てのカラフルなデザインのバスだ。
そのバスをバックに自撮りして、それをインスタにアップする彼女。
バスの狭い階段を登ってボクらは二階席へ向かった。
席は彼女のたっての希望で二階の最前列である。
うん、確かにいい眺め。
最近の夜行バスは個室みたいになっているものもあるらしいけど、
ボクらは旅費を節約するために格安のバスにした。
なので席も少しゆったりめの普通の観光バスのようで、
真ん中に通路を挟んでの4列シートである。
彼女は窓側、ボクは通路側の席。
まだバスも動いていないというのに、二階からの眺めを写真に撮る彼女。
もうすぐ出発するかな…という時になって、
ボクらの並びの席に一組の男女がやってきた。
男性が窓側に、女性が通路側に座った。
着席する時にその女性と目があった。
彼女はニコっとかわいく微笑み、
「お隣失礼しますネ」と挨拶してきた。
なんとかわいい…女子大生だろうか。
ボクの彼女より少し年下に見えるあどけなさの残る笑顔。
そして何より、一瞬ドキっとしてしまうほどの巨乳。
(デ、デカイ…。Hカップか、それともIカップか…。)
彼女の事を仮にI(あい)ちゃんとしておこう。
Iちゃんが着席し、さっそくシートベルトをする。
「ぐっ!」思わず変な声が出そうになった。
シートベルトがIちゃんの胸の谷間に入り込んですっかり見えなくなった。
完璧なパイスラだ。
だが、~~
という切り返しが3回くらい続いた場所があったので、
編集させていただきました。
バイキングの残忍な処刑方法に、背中から肺を取り出して広げる
「血のワシ」と呼ばれるものがありますが、これはその応用ですね。
kamaです。
こちらのお話の解決編として、「【クモ男事件】-事件記者 朽屋瑠子-」という作品を書かせていただきました。合わせてご覧いただくとより楽しめるかと思います。
よろしくお願いします。
Iちゃんで抜いた後に魂が抜けるということか…
↑Iちゃんで抜いた。。。抜いた?