ダイダラボッチが琵琶湖を作り上げた
投稿者:あぶさん (13)
短編
2022/06/09
01:38
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「ダイダラボッチ」という巨人の妖怪は、山や湖沼を作ったと伝承される物が日本各地の巨人伝説でその存在を残しています。
元々は国づくりの神に対する巨人信仰がダイダラポッチ伝承を作り出したと考えられています。
その中の伝承の一つで、今も語り継がれている都市伝説が滋賀県の琵琶湖にも存在します。
琵琶湖とは日本最大の面積と貯水量を持つ湖です。そんな琵琶湖の伝説とは、「ダイダラボッチ」が近江の土を掘って富士山を作り、その掘った痕が琵琶湖になったという都市伝説です。
昭和32年から琵琶湖と富士山を繋ぐ伝承にちなみ、市民らで構成された「富士と琵琶湖を結ぶ会」という会のメンバーが琵琶湖の水を富士山頂に注ぐ行事を毎年執り行われています。
注ぐ為の水をく汲む行為を「お水取り」といわれ、滋賀県近江八幡市長命寺町の「水ヶ浜」にて白装束姿の約40人の結ぶ会メンバーが御霊水と書かれた手桶に湖の水をくみ。お水取りを行います。
そして後日、富士山頂に登山し、頂上にて水を注ぎ、富士山にて汲まれたお水を琵琶湖に持ち帰り湖面に注ぐという行事です。
この活動が縁で、滋賀県近江八幡市と静岡県富士宮市は「夫婦都市」提携し、今もなお交流が続いています。
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伝承と都市伝説は意味が違うのでは?と思いました。
怖い話ではないですよね、民話です。