終わらない悪夢

私は子供の頃から時折うなされる悪夢を見ることがあります。

それは、いつも同じ夢であり、子供の頃に見た2時間ドラマのホラーシーンが現実化するようなものです。

雷が鳴り響き、雨が激しく降りしきる夜。なぜか私は傘もささず山間の崖のセンターに立っています。

そして雷の間を巨大な顔がボロボロになったまるでフランケンシュタインのような男が大きなものを持って私にきりかかろうとする。

そこで私は一旦目を覚ますことが多いのです。

もちろんその間もなかなか寝付かれないのですが、うつらうつらしていると次に出てくるのは自分自身がとんでもなく大きな真っ白な空間の中に1人でベッドの中に寝ている。

そして声も上げられなければ動くこともできない。要するに広大な空間にただ1人取り残されたまま何もできないと言う夢です。

しかしながら、この夢についてはなかなか目が覚めず、疲れ果てるまでこの状態が続くのです。

数ヶ月に1度、このような悪夢を繰り返すわけですが、現在40代ですが、20歳を過ぎてからと言うもの、この夢は変わらず続いています。

どうしようもないジレンマに襲われながら見るこの悪夢をどうすれば取り払うことができるのか…