壊れた友人

本当に怖くて手が震えました。

何も知らないふりをして予定していたスーパーではなく別のスーパーに行くことに決めたのですが、友人の車はずっとついてきます。

怖くなった私は友人の家とは真逆の道をあえて使ってみました。

それでもついてきます。

「これってもしかして後を付けられている？」とここで確信しました。

買い物に行くことはできなかったが、どうにか巻いて家に帰ることができました。

この日から私は友人と会うことを考えると自然に手が震えるようになり、車を20分ほど走らせた隣町のちょっと遠めのスーパー利用するようになりました。

それもあり、隣町のスーパーに行くようになってからは友人とバッタリ会うことがなくなりました。

もしかしたら私が気が付いていなかっただけで友人はこれまでにも私の後をつけていたことが何度もあったのかもしれません。

今も買い物に行くときは恐ろしくて仕方がありません。