雨の日の悪ふざけは恐ろしい
投稿者:メイプル (6)
小雨が降っていた日のことです。
何でもない休日。
お昼に主人と行きつけのラーメン屋に向かうため車に乗りました。
私が運転をし、自宅からラーメン屋までの道のりは20分程だったので、その間にたわいもない話をしていました。
そんな時、ふと世間を賑わせたことがある事件の話になりました。
なぜ、そんな話になったのかは覚えていませんが、私たちは悪ふざけのノリで、その事件を茶化してしまったのです。
最初は笑っていた私たちですが、ラーメン屋に到着する前、なんだか私は気分が悪くなり、めまいと吐き気に襲われました。
小雨が降っているものの、空気を入れ替えようと車の窓を開けようとしたのですが、まったく開かず、こんな時に故障までしたのだと思い、ついてないな・・・と思いました。
そして、ラーメン屋の駐車場に到着し、座席を倒して横になった私。それでも気分が良くならず、ラーメンを食べる気にもなれず、主人だけでも食べさせて帰ろうと車を降りると、嘘のように気分が回復。
主人にも「食い気が凄い」と笑われ、本当に気分悪かったの?と疑われる始末。
そしてラーメンを食べ終わり、今度は主人の運転で帰ることにしたのです。
ところが、座席に乗ってすぐ、主人が気分が悪いと言うのです。
「なんだこれ・・・こっちの座席気分が悪くなるのか?」
そんな不思議な事を言いながら、家路を急ぐ私たちでしたが、車の中は謎の腐敗臭が・・・。
ガスのような泥臭いような、何とも言えないニオイが漂い、直感的にマズイと感じたのです。私たちは多くを語らず家に到着し、被害者が出ている事件を茶化してしまったことを反省しました。
そして、ニオイの原因を調べると、やはり雨の日には霊は出やすく、そういったニオイがすることがあるそうです。それから、故障したと思っていた車でしたが、窓が開かなくなるといった事は、その日以降ありませんでした。
何が私たちに近づいてきたのかはわかりませんが、雨の日の悪ふざけは良くないことを学びました。
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