「今日はもう、帰って休んだ方がいいんじゃないか?」
見かねた俺はMに休むように促す。
「じゃあ、もう少ししたら帰るわ。」
意外にもMはすんなりと同意した。
俺は安心して、その後Mと別れ帰宅した。
Mのやつ、元気になったかな。
2日後の夜、俺はMに電話をかけた。
少しして呼び出し音がプツッと切れ、Mが電話を取った。
「あ!もしもし、M。あれから連絡ないし心配だったよ。最近どう?」
俺は呼びかけた。しかしいつまで経ってもMの声は聞こえない。
焦った俺はさらに声をかける。
「おい、M?聞こえてる?」
5秒後、そのままブツッと音を立てて電話が切れた。
思わず胸騒ぎがした。なにか嫌な予感。
いても立っても居られなくなった俺は、傍にあった適当な上着を掴んで夜10時半、Mのアパートへ走った。
アパートには何度か行ったこともあり、迷う事もなく15分後Mのいる306号室の前まで着いた。
息も絶え絶えになっていたが、そんな事よりもMの安否が心配でドアを叩く。
ドンドンドン
「おい!M!いるか!!」
Mからの応答はない。
次にドアノブに手をかける。
ギィィィィィ
金属の鈍い音を立てながらドアは空いた。
電気はついていない。
暗い部屋の中Mの名前を呼んだ。
だかそこに、人の気配はおろか誰もいなかった。
鼓動がさっきより速まるのを感じた。
とりあえず俺はMがいつも歩く道を辿って探すことにした。
それくらいしか方法が思い浮かばなかったのだ。
しばらく息を切らしながら走って、Mの居そうな場所を探す。























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