別に、
「創作だ」
と指摘しているわけでもない。
僕の話を否定するわけでもない。
ただ、
まるで本当に何かを知っているようなコメント
を残してくる。
最初は気にしていなかった。
こういう掲示板には、
雰囲気を出すために意味深なコメントをする人もいる。
そう思っていた。
⸻⸻⸻⸻
僕はその後も、
無数の怪談を作った。
そして投稿した。
どんどん話を増やしていった。
いつの間にか、
自分でも何本書いたのか分からないくらいになっていた。
アクセス数も、
コメント数も、
最初の頃とは比べ物にならない。
僕はすっかり、
その掲示板に夢中になっていた。
そんなある夜。
いつものように、
投稿したばかりの怪談についたコメントを読んでいた。
すると、
あのIDを見つけた。
いつものような、
意味深なコメントだろう。
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