背中に冷たい汗が流れた。
さらにニュースでは、
「警察は先ほど、容疑者を逮捕しました」
と報じていた。
僕は大きく息を吐いた。
捕まった。
そう聞いて、ようやく安心した。
昨日の男が犯人だったのかもしれない。
でも、もう逮捕された。
僕はそれ以上考えるのをやめ、仕事へ向かった。
その日の仕事は忙しかった。
いつものように働いて、いつものように深夜まで仕事をした。
そして午前1時頃。
僕は自宅へ帰ってきた。
玄関の鍵を開けようとしたところで、ふと昨夜のことを思い出した。
ゴミ捨て場。
あの男。
でも、もう逮捕されている。
そう思って、特に気にせず部屋へ入った。
その日の夜は、なかなか眠れなかった。
翌朝。
僕はテレビをつけた。
昨日の事件の続報が流れていた。
画面が切り替わる。
「こちらは、容疑者の行動を捉えた近隣の防犯カメラ映像です」
僕は何気なく画面を見た。
映し出されたのは、見覚えのある場所だった。
あのゴミ捨て場。
時刻が表示されている。
午前0時30分。
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