怪しげに光るそのモノは……包丁…刃渡り30センチは、あるだろうか?
そんな状況の中で、瞬間的に2択が頭をよぎった。
勇敢に闘うべきか?
思い切って逃げるべきか?
迷ってる余裕など無い…
どうする俺…
心中でカウントした
…3…2…1…
振り向き、ダッシュ!!
走り切るしかないのだ。
男は笑い声をあげながら、もの凄い勢いで追いかけて来た!
窮地に立たされた時人間は、予想を上回る能力を発揮出来るものだ。
数百メートルを走り抜き、徒競走を勝利した。
俺は、迷わず交番に駆け込んでいた………
事件から数週間が経過した後に、警察から突然連絡が来た。
連続通り魔が、井の頭公園で逮捕されたと言うのだ。
なんでも同じ場所で女子大生を襲い、待ち構えた警官に取り押さえられたようだ。
まさしく写真は、その人物で同一犯だった。
無差別通り魔の犯人は、精神異常者として病院に収容されて行った…
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