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呪い・祟り

読書家さんによる呪い・祟りにまつわる怖い話の投稿です

呪世録 第一章 黒い封筒
短編 2026/06/16 16:00 69view

写真の悠斗は、見覚えのない黒いパーカーを着ていた。
そして、写真の端には、黒い影のようなものが悠斗の肩に手を置いている。

影の指は、異様に長かった。

その瞬間、家の中から **ギィ……ギィ……** と、誰かが歩くような音が聞こえた。

亮が青ざめる。

「……なあ、誰かいるぞ」

悠斗は写真を握りしめたまま、玄関の方を見た。

暗闇の奥から、何かがこちらを覗いている。

白く、細く、異様に長い首。
その先にある顔は、まるで人形のように無表情で――
だが、目だけが異様に大きく、黒目がちで、悠斗をまっすぐ見つめていた。

次の瞬間、玄関の扉が **バンッ!** と閉まった。

亮が叫ぶ。

「逃げるぞ悠斗!」

だが悠斗は動けなかった。
手に持った写真が、じわりと熱を帯びている。

写真の中の“影”が、ゆっくりと顔を上げた。

そして、写真の中の悠斗の耳元で、黒い影が何かを囁いている。

> **「次ハ……現実ノ番ダ」**

写真の裏側に、いつの間にか文字が浮かび上がっていた。

> **『呪界録 第一の頁』**

悠斗の背後で、誰かが笑った。

それは亮の声ではなかった。

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コメント(1)
  • 早く続きみたいです!あと九票はやく集まれ~👊

    2026/06/16/16:02

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