俺「夜遅くにすいませんでした。本当に助かりました。また改めてお礼しに来ます」
住職は「いえいえ、もうこんな山奥で迷ってはいけませんので、お気持ちだけで」
そう言ってくれた。俺は頭を下げてタクシーに乗り込んだ。
俺「すいません、名古屋市の○○町にお願いできますか?」
そう運転手に聞くと「かしこまりました」と言い、車を出した。
そもそも何で俺あんな所で寝てたんだろ・・・ここが何県なのか聞きそびれたし・・・家に帰ったら少しだけ仮眠してまた会社か・・・。
「タクシーに乗って家まで帰れる」その安心感から、またタクシーで寝落ちした。
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「お客さん、着きましたよ」
そう言われ目が覚めた。が、そこはタクシーの中じゃなかった。
ベットの上、しかもここ多分病院。
え?と思い起き上がり、左を見るとうちの母親が目を真っ赤にして震えている。
開口一番、
母「お前いい年して急性アルコール中毒とか!大概にしときなさいよ!!」
俺「え?急性・・・・・・え?」
状況が全く呑み込めなかったが、どうやら俺は、昨日キャバクラから乗ったタクシーで
意識を失って、そのまま救急搬送されたらしい・・・。
俺「マジか」
母「マジかじゃないよ!心配したんだからね!!」
迷惑かけてゴメンと謝罪し、安心した母親は帰って行った。
しばらく点滴を打って、体調が悪くなかったら帰ってもいいと言う事だったので、点滴が終わるまで横になっていた。
ちなみにあのお寺での記憶ははっきりと覚えてる。と言うかリアルすぎる・・・夢。
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スマホを見ると、まだ25%バッテリーが残ってるので、昨日のお寺を調べる事に。
「え~っと、確か・・・鳴骸山・・・の・・・月寂寺・・・だったよな」
記憶を頼りに検索。該当0件。
山の名前と、お寺の名前を分けて検索しても該当は無かった。
「やっぱ夢かぁ・・・」
そうこうしてる内に点滴が無くなり、着替えて病院を出た。
会社には体調不良と言い、午後出勤にしてもらったので、まずは家に帰ってシャワーと着替えだな・・・。

























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