「たすけて」
男の声。
「だれか……」
俺は震えながらドアノブに触れた。
冷たい。
ゆっくり回す。
ガチャ。
開いた。
中は暗い。
細長い廊下。
天井が異様に低い。
奥から、
水音が聞こえる。
ぴちゃん。
ぴちゃん。
そして、
壁一面に“目”があった。
人間の目。
びっしり。
生きている。
全部こちらを見ている。
「うわぁッ!!」
俺は扉を閉めた。
だが。
後ろに、
誰か立っていた。
あの女だった。
四つ目。
異様に白い顔。
近い。
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