一定の間隔。
まるで、
“開けてほしい”みたいに。
その時、
スマホが震えた。
バイト先の先輩、
中野からだった。
『お前、今どこ?』
「部屋ですけど」
『押入れ開けんな』
心臓が止まりそうになった。
「は?」
『いいから開けんな。絶対』
電話越しに、
やけに息が荒い。
「なんなんすか」
『……前の住人、開けたんだよ』
そこで通話が切れた。
同時に。
コン。
押入れの中から、
今度ははっきり声がした。
「……あけて」
女の声だった。
■
翌日。
俺は中野を問い詰めた。
深夜のコンビニ。
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