「「鏡の話は,噂なんかじゃない。本当の話なんだよ!」」
和真は,真剣な顔で話し始めた。
「「ぼくのクラスに転校していった俊輔っていただろう?でも,本当はちがう」」
「「俊輔はきっと,あの鏡の中にいるんだよ……」」
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鏡の噂を聞いた俊輔は,『試してみようぜ!』って言い出したんだ。
僕はそんな話信じていなかったから『おもしろそうだな』って言った。
そして次の日の放課後,鏡を見にここにきたんだ……。
『本当に鏡から別世界に行けるなら,和真も一緒に行くよな?』
僕はまったく乗り気じゃなかった。
でも,楽しそうな俊輔に嫌だとも言えず,『うん』と返事をしてしまったんだ……。
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「「2人とも,ただの噂だと思うだろ!なのに,あんなことになるなんて!」」
和真は急に大声でさけぶと,またうずくまってしまったのだ。
「「和真,大丈夫?何があったの?」」
私とさちは,和真が落ちつくのを待った。
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