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妖怪・風習・伝奇

DYNAMITE..さんによる妖怪・風習・伝奇にまつわる怖い話の投稿です

五つの生首
短編 2026/04/16 18:52 75view

江戸時代に人気があった怪談本『諸国新百物語』にこんなお話が載っている。

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年をとった侍の家に,友人たちが集まって,お酒を飲んでいた。

誰かが百物語で恐ろしい目にあうか確かめようと言い出し,怪談話を始めた。

百話目が終わり,ろうそくが消えると,あたりは闇に包まれた。

一体何が起こるんだろう……。

みんなは待ったが,何も起こらない。

「「やっぱり嘘であったか」」

みんなで笑い合い,その日はそのまま寝ることになった。

夜明けを伝える鐘が鳴って,その侍が目を覚ますと,切り落とされたばかりの女の生首が五つ,それぞれの枕元に置かれていた。

家の戸には鍵を閉めていたので,誰も入れるわけがない。

みんなは恐ろしくなり,すぐさま首を集めた。

野原に捨てると,生首はたちまち,骸骨になってしまった。

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関連タグ: #事故物件#百物語#酒
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