「ガチャ・・・オイ、静かにしろ、カネをダセ・・・」
「キャー!!誰か!助けて!!」
「・・・騒ぐな!!・・・キュイイ・・・ムカシムカシアルトコロニ」
「ねぇ・・・カイ君、もしかしてY子さんが襲われた時の状況を語ってるんじゃない??}
「えっ?」
「ドガッ!!ドガ!! きゃああああ!!・・・」
「くそ、やっちまったぞ・・・やべぇ、男がいるぞ!! ずらかれ!!」
「・・・オ・トウサン・・・た・す・け・て・・・た・す・け・て」
「・・・・オイ、しっかりしろ!オイ」
「・・・た・す・け・て・・・」
みんなその声にゾッとした。Y子さんが襲われたまさにその瞬間を、
まるで録音してきたかのようにオウムが実況しはじめたのだ。
「ねぇ、旦那さんの声も聞こえるわ」
「ほんとだ、スゴイのね、カイ君」
「なんだ、傷は浅いじゃないか・・・今、楽にしてやるからな」
「・・・あ、あなた・やめて・・・・・」
「ドガッドガッ、ガン、ガン、ガン!!」
「・・・ふぅ・・・やっとくたばったか・・・よし、警察に連絡するか」
「犯人は逃走しました・・・ってね」
「キュイイイ、ムカシムカシアルトコロニ きゃああああああ!!」
ママたちはすぐに警察に連絡をした。
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Manaです。
こちら、ずっと以前に書いた「オウム」というお話を加筆修正したものになります。
加筆修正と言っても、実は見比べていただくとわかるんですが、大幅に変えてありますので、
まるで新作のような作りになっています。
冒頭の公園の空気感、亡くなった飼い主のペットの登場が、救いではなく恐怖の引き金になっている。真相の暴露、そして日常の崩壊。
そんなところですかね。・・・また、恐怖をお楽しみください。