最近、ChatGPTに適当な歌詞を書いてもらってそれを別のアプリのAIに打ち込んで曲を作るのにハマってたんだ。
プロントにJapanese popとかEDMとか入れたらAIがそれっぽい曲を作ってくれて、世界に一つだけの自分の曲ができるってのが、なんか特別感があって暇さえあれば色んな曲を作ってたよ。
ChatGPTにあのアーティストのあの曲はどんな種類なのかとかなんの音を使ってるのかとか聞きまくって、好きな曲に近いのができるとお気に入りにして車でずっと聞いてた。
まぁそれも今じゃアプリも消してAIの類は一切触れなくなったんだけどな。
その日もいつもみたいに曲を作ってた。
ちょうど海辺のところに出張だったから夏にぴったりのトロピカルハウス系の曲を作ってもらってたんだ。
いつもは歌詞の欄に作ってもらった文章を打ち込んで、プロントにTropical Houseだとかを入れて開始ボタンを押してるんだが、ふとカスタム設定に「奇抜さ」って項目があることに気づいた。
どうしてもAIが作る曲ってのは良くも悪くもお行儀が良いというか、万人受けするリズムやメロディになる。
単調なメロディや歌詞に飽きてきた俺はその欄をいじってみた。
0~100までの奇抜さの設定で最初は真ん中の50に設定してあり、俺は思い切って100まで上げた。
そのまま開始ボタンを押すとAIアプリが曲を作り始める。
普通のアーティストが何週間とか掛けて作り上げる一曲をあいつらはものの数分で作っちまうんだからすげえよな。
できあがった曲は再生する前から違和感があった。
まず本来、作成開始のボタンを押してできあがると2~3曲作ってくれるのが今回は1曲のみだった。
仕様だったといえばそれまでであろうが…。
次にジャケット写真。
多くは曲の内容や、曲調に合ったジャケットをAIが画像生成される。
バラード系なら夜の街並みだったり、砂浜だったり。
だが今回作った曲のジャケットは真っ黒だった。
ズームしてよく見ると完全な真っ黒ではなく、赤い細い線が中央にぐちゃぐちゃに書かれている。
入力した歌詞とプロントからは想像できないジャケットに少し背中がゾクッとした。
タップして再生してみると、秒数は進んでいくが音が流れなかった。
アプリ側のエラーかとも思ったが他の曲を再生してみると秒数が流れるのでそうではないようだった。
15秒程再生しても音が流れなかったので、もう1回作り直そうかと思った次の瞬間。
凄まじい爆音で音が鳴り始めた。

























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