そう思ったとき、布団の中から
ミャー……
と鳴き声が聞こえました。
2人でおそるおそる布団をめくると、足元の方にミィちゃんが転がっていました。
Aちゃんは几帳面なので、そんなところに放置して眠るなんて事は絶対にありえません。しかも寝る前には本棚に並んでいるミィちゃんを、2人とも確認していたのです。
2人で顔を見合わせ、更に青ざめました。
沈黙の時間だけが続きました…。
結局その夜は眠れるわけもなく、
一階のAちゃんの両親の部屋に避難し、明るくなってから眠りにつきました。
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あの時の体験は、今でも忘れらず心に残っています。
あの時ミィちゃんを揺らしていた手は、Aちゃんのおばあちゃんだったのか、それとも、、、、
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