今から約11〜2年前、私が当時大学生だった時に食堂にて友人から聞いた話を思い出したので書きたいと思います。
およそ2回生くらいだった時、一緒に授業を終えた友人と食堂へ向かい、いつも通り昼食をとっていた時のこと。
ふと、彼女が神妙な顔で
「夜々ちゃん(仮名私)って幽霊とか信じるほう?昨日変な体験しちゃってさー」
と言うので
「うん、信じる方。え、大丈夫?なにがあったの?」と聞くと、話はこうでした。
営業妨害になってはいけないので場所はボカしますが—当時のその日、学校が休みだった友人は一人で某ショッピングセンターをぶらぶらしていたそうなのですが、その時、入店した時からずっと異様な、誰かに見られているかのような視線を感じたそうなのです。
その雰囲気が気持ち悪くなった友人はいったんトイレに逃げ込んだそうですが…その時、さらなる恐怖が待っていました。
トイレの手洗い場の鏡をふと見ると…
こちらを見ている女の顔がありました。
生気のない白い顔で、髪は長かったそうです。
驚いた友人はそのまま店を飛び出し、帰宅したら変な気配も女の姿も見なくなったそうですが…
この話をした時、友人は
「今度遊びに誘うけど、ごめんけどしばらく私が”それ”を見た○○○(ショッピングセンターの名前)だけは避けて良い?」
と言っていたので、きっとかなりの恐怖だったのだろうと感じ、その時は
「全然いいよ!それ、逆に私が○○ちゃん(友人)だったとしても同じ様にしばらく○○○行けないと思う。うん、週末は他の場所に行こう!」
と、友人を励ます様に笑顔で返したことを覚えています。
ちなみに現在もそのショッピングセンターは老舗として存在し、また、チェーン系列なので規模的にはみなさんがご存知のとても大きな企業です。その企業系列の、地方にあるショッピングセンターでの出来事とのことでした。
私は今もたまに母校付近に寄った時に行きますが、その時は何もないものの、地味に過去には店の屋上で焼死体が発見された車上火災が報道されたこともあり、また、そのすぐ隣の高層マンションでは、私が幼かった時から飛び降りの噂が多発しているいわくつきの場所だったりします。























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