抑揚のない女性の声で一定の感覚で響き渡る。
時刻は午前2時を過ぎている。
何故こんな時間に放送が?
俺の思考など置き去りにするように放送は続く。
「※※※※がいます…」
「…住民の皆様は…後ろを見ないでください…」
……は?
意味がわからない。
声が不明瞭で肝心な部分が聞こえなかった。
だが「後ろを見るな」それだけは聞こえた。
放送が途切れたあと、田んぼ道はさっきまで以上に静まり返った。
虫の声や風の音も止まり、完全な沈黙になる。
後ろの何かに動きはない。声を掛けてみるが反応はない。
また1歩、歩いてみる。
やはり俺の足音のあとにもう1つの足音が響いている。
心臓がうるさいほど高鳴り、呼吸も荒くなっていく。
そのとき、耳が壊れるようなチャイムの後に再び放送が入った。
「…決して…走らないでください…逃げられなくなります…」
全身の血が逆流するような感覚に襲われ、足が急に鉛のように重くなっていく。
走るなと言われてもこの状況で平常心を保てるはずがない。
俺は震える足を引きずるようにしてできるだけゆっくりと歩き続けた。
この話は怖かったですか?
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こわぁー
とても怖くて久々にゾクッとしました!!これからも怖い話をとても期待して待っておきます!!
怖すぎて夜外出ようとおもわなくなった
怖すぎ
こわい
こわくねぇし、
サイレンヘッド的なやつかな
罠じゃんやめろし
↑強がんなよ
怖すぎてゾクッとした
夜しか寝れなくなった
こわしゅぎぃ
こええ〜
怖いなー
missingっぽい。
やっぱ夜には変人(?)がいるんか…
振り返ったし走ったのに、本当にちゃんと逃げられてるんですかね……?