1歩1歩ごとに背後の足音が近づいてくるのを感じる。
つま先が土を擦るような湿った音が混じり始める。
「…後ろにいます…振り返らないでください」
防災放送の声が今度は真上から聞こえてきた。
ゾクリと背筋が凍る。
俺は反射的に立ち止まって息を殺した。
その瞬間、真後ろで足音がピタリと止まった。
間違いなくその何かは手を伸ばせば俺に届く距離にいる。
耐えきれず、俺は禁じられた衝動に負けて振り返ってしまった。
そこには人間の形をしている何かがいた。
地面に着きそうなほど長い腕に俺の身長よりも長い足。
異様に長い首を昔漫画で見たろくろ首のようにくねらせ俺の顔を覗き込んできた。
その顔は善意も悪意もない、文字通り何を考えてるかわからない。
眼球をくり抜かれているその目だけはしっかりと俺を見つめていた。
「振り返らないでください」
大きく開いた口から聞こえてくるのはあの防災放送。
俺は悲鳴も出せず、ただ足をもつらせながら走り出した。
必死で足を動かし続けた。
呼吸はもう限界で、肺が焼けるように痛い。
あの異形が俺を追いかけてきてるかもしれないという恐怖だけが俺の足を前に進ませている。
逃げてる間、人とも獣とも例えられないような叫び声とうなり声があの防災放送から鳴り続けていた。
途中、何度か振り返ってしまった。
あの人間離れした風体で、筆舌に尽くしがたい程気持ちの悪い動きで後を着いてきていた。
気がつくと家に着いていた。

























こわぁー
とても怖くて久々にゾクッとしました!!これからも怖い話をとても期待して待っておきます!!
怖すぎて夜外出ようとおもわなくなった
怖すぎ
こわい
こわくねぇし、
サイレンヘッド的なやつかな
罠じゃんやめろし
↑強がんなよ
怖すぎてゾクッとした
夜しか寝れなくなった
こわしゅぎぃ
こええ〜
怖いなー
missingっぽい。
やっぱ夜には変人(?)がいるんか…
振り返ったし走ったのに、本当にちゃんと逃げられてるんですかね……?