「僕そんなおじさん知らないよ!なんで勝手に教えるんだよ」
『ごめん…なんかニコニコしてて、教えてもいいかなって気分になってしまって…なんで教えたんだろう。でもありがとうって飴もらったんだよ、Aくんにも分けてあげてって2個くれたんだ』
そう言いながらBくんがポケットから取り出した飴玉はとても食べれる状態とは思えないほど透明の袋の中でグチャグチャに溶けて茶色く変色していた。
『うぇ!昨日はすごく美味しそうだったのに』
驚くBくんの手から飴玉を奪い取り僕はすぐにゴミ箱に捨てた。
もう勝手に僕の情報を教えるなとBくんに伝えている矢先に教室の扉が開いた。
『おーいA、昇降口の所にAに会わせてくれって人が来てるぞ』
担任の先生から呼ばれた僕は不思議に思いながらも下駄箱の並んだ昇降口に先生と一緒に向かった。
「あれ、いないなあ…」
下駄箱に挟まれた通路を眺めながら先生がボリボリと頭を掻いた。
「誰だったんですか?」
『なんかAの親戚のおじさんだって言ってたぞ、白いキャップ被った』
「え…」
その時、ちょうど僕のクラスの副担任の先生がその場を通りかかった。
『あれ、2人ともここでなにしてるんですか、もうすぐ朝の会の時間でしょう』
『いや、Aに会いたいって親戚の方がここに来られてたのでAを呼んで来たんですけどいなくなっててですね…』
『え、親戚の方って、本当にAくんの親戚の方なのは確かなんですか?』
副担任の顔が怪訝そうに歪む。
『いや、ただすごく優しそうな雰囲気だったから何も疑わずにAを読んできたんですけど…確かになんで何も思わなかったんだ…?』
『だめじゃないですか先生、不審者だったらどうするんですか!問題になってからじゃ遅いんですよ。もう少し慎重に行動して下さい!』
『いや、本当に仰る通りですなんですけど、え、なんでだ?』
副担任に注意される先生は、自分がその訪問者に何の疑いも向けなかった事に今になってとても困惑している様子に見えた。
僕の頭の中には昨日去り際に見たあのおじさんの笑った顔がこびりついていた。
その日の帰り道、母からLINEで帰り道のスーパーでのおつかいを頼まれた。
カレーに入れる鶏肉とたまねぎを買うだけなのですぐに見つかり、カゴを抱えてレジに向かっていると、突然店内のBGMが止まり、少し間を置いて館内放送を知らせるメロディーが店内に響いた。
“お客様のお呼び出しを申し上げます。Aくん、Aくん、お父様がお待ちです。レジ横のお客様カウンターまでお越しください”
僕を呼び出す放送だった。
ただそれが父親ではない事は僕が一番分かっていた。
僕の家は母子家庭だ。
お父さんは小さい頃に事故で亡くなって、今は僕と母の二人暮らしだった。
























想像してみたらやばい
ちゃんと謝ろう
怖いけどなんでオバサンが死んでお母さんも取り込まれたのに逃げるだけでちゃんとは謝らないの?
怖すぎるて寝れん