霧は無かった。ただ物静で
私は兎に角寝れば大丈夫、きっと戻る
そんな事を考えていた。
自室に付き、部屋の扉を開けた瞬間
部屋に入ると同時に薄いベールに包まれたと言うか
すり抜けた様な感覚が有った。
部屋はいつも通りだった。
慌てて玄関の扉を開ける
世界は音に溢れ帰り、風景もいつも通りになっていた。
扉を閉め、ベッドに倒れこむ
私「なに来れこわーーーーーーー」
いやめちゃくちゃ怖いですやんなにー
いやこわいこわい、こわいもんはこわい
何あれ?やだこわい
あくまで当時の私を代弁している。もう私は全然怖くはない、大丈夫だ
結局そのあと、寝て起きたらまたあの世界だったらとか考えていたら怖すぎて眠れなかった私は
そのまま一睡もせず、職場へと向かいましたが
今日に至るまで
この世界に行くことはなかったです
いったい何が原因なのか
私は何処にいたのか
間違いなく言える事は本当に体験した事があるがゆえに
それは不意におこり
誰しもにおこり得る事なのか
そう考えると本当に二度と体験はしたくは無いですが
気をつけて、あなたにもおこり得る
いつも通りの日常に
長話、失礼しました。
この話は怖かったですか?
怖いに投票する 10票

























※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。