するとお母さんは、「え?そうなんですか?旦那は仕事のはずなんですけど・・・ちょっと電話しますね」と言い電話を掛けた。
お母さん「あ、もしもし?今日ってゆうくんをお迎えに行ってくれたの?言ってよぉ~」
仲の良い家庭の様だ。が、次のお母さんの一言でこの場の空気が変わった。
お母さん「・・・え・・・お迎えに行ってない・・・?」
私「・・・・・・!!??」
お母さん「え、でも今保育園でゆうくん居なくて・・・。ちょっと待ってまた電話するわ」
と電話を切った。
お母さん「・・・旦那は・・・来てないそうです・・・」
血の気が引いた表情で、ゆっくりと私にそう言った。
私「どういうことですか・・・?確かにお迎えに見えましたし、名前と生年月日を確認しましたがちゃんと合ってましたよ・・・?」
するとお母さんはガタガタ震えだし、目には涙が浮かんでいた。
私「大丈夫ですか・・・?もしかしてお迎えに来られた方に心当りが・・・?」
お母さん「・・・もしかしたら・・・前の旦那かも知れないです・・・」
ゆうくんのお母さんは、今の旦那さんと再婚しており、ゆうくんは前の旦那さんとの子どもだと教えてくれた。
離婚の原因は、旦那の浪費癖とDVによるもの。機嫌が良い時には優しく、ギャンブルで負け続けたりすると暴力を振るうのだとか。
お母さん「前の旦那には、裁判所から私と子どもに接近禁止命令が出てるので・・・普通なら来ないはずなんですが・・・」
この離婚し再婚した事や、前の旦那によるDV被害などは、うちの保育園は把握していなかった。認可保育園なら家庭環境の調査や、実際に面談し「本当に大丈夫か?」の精査にめちゃくちゃ時間を使う。
しかし認可外保育園や民間の施設になると、そこまでしっかり調べていないのだろう。
それが今回「別の人に子どもを返してしまった」という「事故」に繋がってしまった。
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事の経緯は分かったが、ここで私はハッとした。
お父さんだと思ってた人に子供を返してから、1時間と15分が経っている。
前の旦那が離婚し接近禁止命令が出てるのに、子供を連れていく行為は「誘拐」だ。
もしかしたら前の旦那じゃないパターンもあり得る。
つまり「ゆうくんは今、安全じゃない状況」に有るという事。
私「お母さんは旦那さん(今の)に電話して下さい!私は園長に相談に行きます!」
お母さん「・・・!分かりました!」
私のクラスは空いてる保育士に任せ、園長室へ。
事情を園長に伝えたら、























とてもリアルで怖い話ですね。
親の理不尽な気持ちで未来ある子供が巻き添えにされなくて本当に良かった。
精神を病んだ人間はある意味犯罪者予備軍や覚醒剤中毒者と変わらないので、法改正しどうにか取り締まって精神病院へぶち込んでいただくか、チップを埋め込んで居場所を把握するべきだと思います。
例え裁判所から○○㎞以下に近づいてはならないと言われたとしても、相手が無敵の人になってしまえば関係ないですからね。
この国は相変わらず加害者に優しく被害者に厳しい
僕もまだ子どもなのですがこういうことが僕のときに怒らなくて本当に良かったと思います。
母に会いにいったあとは元夫も会いに行くつもりだったんでしょうか?
とにかく怖くてチビってしまいました。
miyaさんはなぜこんなに話が面白いんだろう?
本当にあったことなのか、ないことなのか。
でもある可能性もある・・・
他人事のように書いてるが、実際に元夫に引き渡して園が潰れる原因作ったのお前やろって
すごい…
こんなリアルな文章がかけるのはほんとうにすごいですね(゚д゚)
怖いですね。でも本当に精神おかしい元旦那のせいで若い子供が死ななくって良かったですね。
ゆうやくんたすかってよかった~。
主人公のセリフ全てがやらかした人間の言えるセリフじゃない
保育園側が全て悪いのになぜか父親は登場時に謝罪、母親は最後に感謝
しまいには警察が電話越しに17時45分無事保護しました!なんて、言うわけないセリフ
話の流れは悪くないと思うけど終始違和感しかなかった