「は?」
「今さらとぼけなくてもいいでしょ?」
そう言ってぼくは椎名ちゃんの肩に手を回した。
「ちょっと、止めてください!」
そう言って彼女はぼくの腕を邪険に振りほどくと左側のドアを開き、外に出ようとする。
そうはさせまいと彼女の腕を掴み、ぐいと引き寄せた。
それからシートを倒し、暴れだした体を羽交い締めにする。
その時にはぼくの頭の中は真っ白で心拍数はマックスになっていた。
「お願いだから静かにして!」
そう言いながら叫びそうになった口を素早く左手で塞ぐと、右手で首に手を掛けグイグイ力をこめだす。
最後は両手で首を絞めていくと、やがて彼女の抵抗は止みぐったりとなった。
ぼくは額の汗を拭い椎名ちゃんの光を失ったマネキンのような瞳に囁く。
「ハア、、ハア、、ハア、、、
い、、言うことを聞かない椎名ちゃんが、、椎名ちゃんがいけないんだぞ、、、
じゃあ今から母さんのところに行こうか」
それからゆっくりエンジンをかけた。
※※※※※※※※※※
店舗横のガレージに車を停めた後椎名ちゃんを担ぐと、外付けの階段で二階に上がった。
金属の扉を開け、まず彼女を中に入れると、
「ただいまあ!」
この話は怖かったですか?
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こわかったよー 。学校のタブレットでみてます。
コメントありがとう
━ねこじろう
こわいです
私もタブレットで‥
わたしもー
俺も、、、
おいおい、仲間しかいねえじゃねえかよ、俺も。
わたしも。。
僕も〜
俺もー
私も学校のタブレットで見てるwww
おれも
私も、、、、
オイラも
私も