と奥の座敷に向かって声をかける。
それから椎名ちゃんを引き摺りながら座敷入口まで歩き、襖を開いた。
向かって右手の床の間には、相変わらず母が座っている。
「母さん、昨日言ってた女の子連れてきたよ」
そう言った後ぼくは、
「さあ一緒に挨拶に行こうか?」と横たわる椎名ちゃんに声をかけると彼女の片手を握り、再び引き摺りながら床の間の前に向かった。
それから座椅子を持ってきてから椎名ちゃんをそこに座らせると、ぼくはその隣に正座する。
そして改めて母に彼女を紹介した。
「母さん、ぼくの新しい恋人の椎名ちゃん。
今はコンビニで働いてるんだ」
椎名ちゃんは座椅子にのけぞるようにして座っている。
ぼくは緊張しながら反応を待った。
だがいつまで経っても、母はうつむいたままじっと座っているだけだ。
数匹のハエが世話しなく頭の上をとびかっている。
気のせいか、腐った生ゴミの匂いが鼻を掠めた。
ぼくはあまり芳しくない母の様子にガックリ肩を落とすと、なんとか口を開く。
「そうか、、、
この子も気に入らないんだね。」
※※※※※※※※※※
立ち上がり椎名ちゃんを肩に担ぎ上げると、座敷奥にある一階店舗に続く階段で下に降りた。
ブ~~~~~~~~~~~~~~ン、、、
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こわかったよー 。学校のタブレットでみてます。
コメントありがとう
━ねこじろう
こわいです
私もタブレットで‥
わたしもー
俺も、、、
おいおい、仲間しかいねえじゃねえかよ、俺も。
わたしも。。
僕も〜
俺もー
私も学校のタブレットで見てるwww
おれも
私も、、、、
オイラも
私も