最後まで言う前に彼女は「ああ、いつも来てくれてるお客さんですね」と言ってから、ちょっとほっとした顔になった。
良かった、、不審者とは思われてない。
続けてぼくは準備していた言葉を連ねる。
「今、少し時間ある?
大事な話があるんだけど、、、」
「話?」
少し戸惑い気味の様子の椎名ちゃんをよそに、ぼくは彼女の背中を押しながら車のところまで連れてくる。
そして嫌がる彼女をどうにかこうにか助手席に座らせると、回り込んで運転席に座った。
椎名ちゃんは腹を決めたのか「あの、話って何ですか?
私これから用事あるんですけど」と真顔で尋ねてくる。
ぼくは改めて咳払いをすると、口を開いた。
「母に会ってほしいんだ」
「は?」
椎名ちゃんがポカンとした顔で聞き返す。
「だから、今からぼくの母に会ってほしいんだ」
「どうして私があなたのお母さんに会わないといけないんですか?」
彼女からの問いに、少し焦りながら続ける。
「どうしてって、、、
それは、、、
ええっと、、
つまり、、、
これから君はぼくと一緒に暮らすから」
この話は怖かったですか?
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こわかったよー 。学校のタブレットでみてます。
コメントありがとう
━ねこじろう
こわいです
私もタブレットで‥
わたしもー
俺も、、、
おいおい、仲間しかいねえじゃねえかよ、俺も。
わたしも。。
僕も〜
俺もー
私も学校のタブレットで見てるwww
おれも
私も、、、、
オイラも
私も