正直ネタは割れてしまったが、「俺たちが酔っ払いながら懸命に作成したこの音声が日の目を見ないのは誠に遺憾」と言いだだをこねた為、
ナオヤ「・・・チッ。あと1回だけだ。1回だけ電話に出てやる。それで終わりにしろよ」
俺「ありがとうございます!!」
そうして電話は切れた。
俺「あと1回かぁ、音声あと2個有るんだけどな・・・」
ケイタ「何言ってるんだ、約束は破るために有るんだよ。電話は2回掛けるぞ」
俺「・・・カッコいいなお前・・・!!」
約束を破る事にした俺たちは、また非通知でナオヤに電話を掛けた。
2コール目で出た。そして音声を流す。
「私メリーさん、今あなたの家の前に居るの」
流し終えた後、しばらく待っていたがナオヤに反応が無い。
呆れ果てて無視してんな・・・。軽く謝罪を込めて話しかけようとした時、ザザァとノイズが入り、スマホのスピーカーから、
?「・・・あ・・・そこに・・・いる・・・んだ・・・ね・・・?」
と声が聞こえた。
俺「!!!??」
今聞こえたのはナオヤの声じゃない・・・少し声の低い・・・女の声だ・・・。
ケイタ「え!!??」
俺はすぐに電話を切った。
ケイタと顔を見合わせ、今のは一体・・・と言いかけた時に、ナオヤから電話が掛かって来た。
恐る恐る電話に出ると、
ナオヤ「何だよお前ら寝てんのか!?さっさと電話してこいや!!!」
間違いなくナオヤ本人だ。
俺「いや電話したんだけど・・・変なとこに・・・つながって・・・」
ナオヤ「はぁ!?頭に酒が回ったのか?なぁもういいだろ!?俺は寝るからな!」
そう言い、一方的に電話を切られたが、今はそれどころではない。
俺「なぁ・・・どう思う・・・?」
ケイタ「・・・これさぁ・・・電話を掛けた俺たちの居場所が・・・誰かに見つかった・・・みたいじゃね?」
俺「確かに・・・ナオヤには電話掛かって来てないし・・・でも誰かって・・・誰・・・?」
鳥肌立つ
こわ
何でこんな怖い話ばっかり出してくるのあなた・・・
正直全然怖くないし、オチも途中から見え見えですが、自分たちの考えたものがせめて自分達に帰ってきて良かったです!
他人に被害出てたら友達やめるレベル。
短編でここまでゾクゾクすると思わんかったwww