「ドッペルゲンガーに遭えば死ぬ」だが逆に「ドッペルゲンガーを殺してしまえれば・・・?」と。
このままでは八方塞がりだ。しかし俺の全てが「偽物の俺」に渡ってしまっているのなら、俺が「俺である事の証明」が出来なくなる。
それならばいっそのこと、「偽物を消してしまう」他ない。
それで例え捕まったとしても、「偽物が誰なのか」を警察に調べてもらい、「なりすまし」や「詐欺」などの行為により、本人である俺が追い詰められた末の犯行・・・にしよう。
これがゲームや夢なら、偽物倒したら日常が戻るんだろう…今回はどうなるか分からないが。
6月20日。朝9時にアパートを出た。10時退去だが、部屋の明け渡し準備は一切していない。
大家さんには悪いが、この不始末は偽物になすり付けることにした。
同窓会は20時から始まる。暇をつぶすには長すぎるし、金は無い。
仕方が無いので、会場近くのマンガ喫茶に入り、時間までパック料金で何とかやり過ごすことに。
個室に入りソファーに座る。マンガ喫茶なんて何年ぶりだろうか。
ドリンクバーのコーヒーを飲みながら、今日の作戦をおさらいする。
偽物が会場に入ろうとしたところを襲撃する。アパートから持ってきた出刃包丁、これで殺る。
「ドッペルゲンガーに遭えば死ぬ」の定義が分からない。「目が合ったら」なのか、「触れられたら」なのかは不明だが、見た目が俺なら判別出来る。見つけ次第、背後から一気に刺す。
それがハッピーエンドじゃなく、バッドエンドなのは何となく分かっている。
が、何もしないまま全て奪われるなんてゴメンだからな。
「今日で俺が終わるかも知れない」ので、思い出に浸るために昔観た映画を観る事にした。
ジ○リやディズ○ー映画など、家族で観た懐かしい作品をぼんやり眺めていると、不意に涙が零れた。
俺「この映画を家族と観てる時は、まさかこんな日が来るなんて思ってなかったなぁ・・・」
目を瞑れば、この映画を家族と観ていた日の記憶が蘇る。
俺が家庭を持って、子どもが授かれば、同じように子どもと観る機会が有ったかもな。
時間までまだ5時間も有るので、少し寝る事にした。
スマホのアラームが鳴った。時間は19時20分。
会場はここから徒歩3分の所に有る。チェックアウトを済ませ、会場に向かう。
道中、コンビニでニット帽とマスクを購入。所持金はあと4000円だ。
会場付近のベンチに座り、偽物の到着を待つ。
すると何人か知ってる顔が会場に入っていく。大人になっても顔つきで分かるもんだな。
19時45分。ついに偽物が俺の前を・・・通った・・・のだが・・・。
俺「・・・嘘だろ・・・」
偽物の俺は、背格好、髪型など完全に俺と一緒だった。
ただ一つだけ違うのは「顔が無い」事だけ・・・。


























意味がわかんない
意味がわかんないwwwwwwwwwww
意味が分からない
意味わからん
意味が分からない?普通に良作では。
おもしろかった
これってほんとにあったこと?
最後、どうなった?
タイトルと内容が全く噛み合わない。
最期って・・・
よくわからなかった
やりますね^
おもしろかったです!
背乗り工作に対抗するみたいなリアルな怖さもありますねえ
なんで意味わからないの??????????
面白かったし現実味があって良かった
怖い