“手足”なんてどうでもよくなっていた。
俺は——。
「あの女性の幽霊に触ってみたい」
そう思うようになっていた。
仕事中も上の空で、集中できなくなっていた。
おかげで仕事は失敗するわ、上司には怒られるわ、
同僚とも付き合いが悪くなったと言われ、
そのうち誘われることすらなくなった。
幽霊に触りたい——。
そんなことばかり考えていた。
俺は仕事を辞めた。
ただ、生活費は稼がなければならないので、
とりあえずアルバイトを始めた。
もちろん、あの幽霊が現れた時間帯には
シフトを入れないようにしていた。
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めちゃめちゃ怖いです。
やっちまったな〜
なかなか怖い
OMG…
心霊とヒトコワ…怖かったです
見える人は羨ましい。
触れるならなお、羨ましい
なぁ〜にぃ〜やぁ〜っちまったなぁ〜
幽霊でなくとも傘もささずにずぶ濡れで慌てることもなく歩いている人は怖い
コレ女性はなにしてたの?