知らないおじさんの声

私がつい最近体験した心霊？現象です。

それは先々週の水曜日、私が本を読んでいた時の事でした。

その日は夜中の１時半くらいまで本を読んでいて、既に他の家族は寝ていました。

しばらく集中して読んでいたからか目が疲れ、体も凝っていたので軽く伸びをするとギシッ、ギシッと階段を上るような音の後にドアが開くような音がして

「そろそろ寝ないのか？」

とおじさんの声が背後から聞こえたんです。私は特に何も考えず

「ああ、うん。もう揃寝るから心配しないで。」

と答えたのですが、よくよく考えるとおかしなことに気が付いたんです。

まず私たちが住んでいるのはアパートの２階の部屋なので室内に階段なんてないんです。

そして私のいた部屋はドアではなく襖ですし、そもそも我が家の家族構成は母・私・弟なのでおじさんなんているはずがないんです。朝になってから母と弟に聞いたのですが二人とも「寝てたから知らん。」と言っていました。