不倫おばさん
投稿者:レイレサ (64)
私「その辺ちゃんと計算して相手を選んでいるんですね」
菜々美「男は若い女の肉体が目当てだけど、女は男のお金が目当てなわけよ(ニヤリ)」
私「・・・だからレジに立ちたがるのはそういう理由だったんですね」
菜々美「そうそう、コンビニってサラリーマンとか交通手段の限られている近所の老人が買い物に来る率高いからね(笑)」
私「宮本さんっておっとりしてるけど、強かな面もあったんですね」
菜々美「あなたより精神的にたくましいと思うよ」
私「好きで結婚したのに不倫とか信じられないです」
菜々美「人の考えなんてそれぞれだね、特に欲深い人はあれもこれも欲しがる」
菜々美「愛し合って結婚する人もいれば、何か別の意図があって結婚することもある、男の年収とか地位名誉とかね」
菜々美「最初は愛し合っていたとしてもね、段々刺激が足りなくなる」
菜々美「みんながみんな、安定した生活ばかり望むわけじゃない」
菜々美「背徳的な何かを求める人だってそれなりに居る」
菜々美「あなたは恋愛にあまり興味ないんでしょ?」
私「そうですね、重度の人嫌いなので・・・」
菜々美「恋愛して結婚したいって人から見たら、あなたのそういう考え方を理解出来ないもんだよ」
私「・・・私って変ですか?」
菜々美「変、というわけじゃなくて、違う考えを持った人だから受け入れ難いってだけ」
菜々美「理解出来ないけどそういう人もいるって寛容になれる人ばかりじゃない」
菜々美「人は自分に合うタイプとつるむでしょ?」
菜々美「合わない人はとことん拒否する人だっている」
私「・・・・・」
菜々美「だた、それだけの話」
この件に関して経営者は見て見ぬふりを決め込んでいた。
理由は、宮本さん目当てで男性客の来店が増えたから。
お客さんが増えれば売り上げも上がる。
それがたとえコーヒー1本だったとしても、売れないよりは売れた方がよい。
それが経営者の考え方らしい。
菜々美に言わせれば「問題さえ起きなければ気にならない」らしい。
宮本さんがお客さんに色目を使って気を引いていることに気付いているようだが、直接被害が及んでいないから他人事なのだろう。
自分とは無関係だから痛くも痒くもない、傍観者だから安全な位置で観察できる。
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