ある夏の夜、丑の刻参り
投稿者:イエティ (51)
・わら人形に相手の髪の毛を入れる。
・頭にろうそく5本
・白装束を着る
・髪は長い方が良い
・五寸釘?を使う
・下駄をはく
五寸釘(よくわからんから適当な釘を買った)
下駄(売ってないからビーチサンダル)
白装束(売ってないから白シャツ)
ろうそく(頭にどうやってつけるか悩み、ベルトで巻き付けることに)
長い髪(某ファッションセンターしま〇らのカツラを拝借)
わら人形(道端にある草で代用)
まあこんな感じで適当も適当。
夏の思い出程度に考えてたからな。
で、比較的コミュ力がある俺ともう一人、Cとしよう。
二人で髪の毛採取に向かった。
さっきはすみませんでした、お詫びです。
と菓子折り持っていくと、難なくおっちゃんはほころんだ。
フロントの待合室みたいなところでしばらく話して、
Cが「お疲れじゃないすか?肩もみますよ~w」なんて言ってあっけなく髪の毛Get。
後は夜まで適当に過ごし、レッツ呪殺。
人に見られちゃいけない的な要素もあった気がしたんで、
俺らは神社の前に駐車して待機。
Hは意気揚々と森に消えた。
数分経っただろうか。
「「「うわああああああああああああああああ!!!」」」
Hの悲鳴が山中に響き渡った。
急いで俺らが向かうと、しりもちついたHがいた。
視線の先には、何か人のようなものがいた。
真っ黒い和服で、顔は暗くて見えない。
神社の関係者かと思ったけど、何もしゃべらずじっとしてる意味も分からない。
イメージでいうと、ハリポタのディメンターみたいな見た目。
「人を呪わば穴二つ」
ほんとこれに尽きるなあ
おっさんつよいな
穴二つってか完全に返されてるよね
呪い返しくらっちゃってるよね
人を呪わば穴二つ、まさにその通りだね