大好きな伯父さん
投稿者:りう (54)
私には同居する伯父がいました。
幼稚園の頃から一緒に住み始めたと思います。
父の兄です。
伯父は独身だったこともあり、我が家の敷地内の離れで暮らしていました。
幼少期は毎日のように遊んでくれて、お風呂も中学生くらいまで一緒に入っていました。
中高生の頃は毎月おこずかいをくれ、進路の相談も親身にのってもらっていました。
本当に大好きな伯父で、もうひとりの父のような存在でした。
それが、私が高校生になった頃、突然、家を出て行ってしまっのです。突然の音信不通です。
私は寂しくて、父を問い詰めましたが「仕事の関係だ」とはぐらかされ、詳細は教えてもらえませんでした。
母に聞くと、「そろそろ用件は済んだ」と意味不明なことを言い残して出て行ったそうです。
それから数年が経ち、久しぶりに伯父と会いました。
テレビのニュースで。
「昨夜未明、少女に対する暴行容疑で男を逮捕しました。男は若い女性ばかりを狙って暴行を繰り返していました。他にも余罪をほのめかしており、警察は捜査を進める方針です」
前科多数の犯罪者でした。
父によると、そのクセは幼少期からあり、同罪で少年院に入っていたそうです。大人になって改心したと信じていたそうですが、念の為、私をエサにして、外で犯罪を犯さないようにしていたつもりだった、と。
母はそのことを全く知りませんでした。
私も被害者として警察から事情を聞かれました。
母は父と離婚して、私と一緒に家を出ました。
ゲス兄弟、一生許さん。
う~ん( ゜o゜)
「用件は済んだ」てのは
高校以上は守備範囲外てことか。
エグ(ノдヽ)