と思いしげしげと手のひらのそれを凝視した途端、
「うわっ!」
彼は小さく悲鳴を上げるとともにそれを谷底に落としてしまう。
それから堪らずガードレールに前のめりに寄りかかると、暗い谷底に向かって戻してしまった。
巾着に入っていたもの、、、
それは【一本の奥歯】と
【方結びされた一掴みの黒髪】だった。
【了】
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( ゚д゚)。
カニバリズム(;_;)
( ゚д゚)。
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
怖いですヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
コメントありがとうございます。
ねこじろう
いくら故人とはいえ、朋子さんは自分の肉が喰われるの承諾したのですか???田舎とはいえ、そんな風習無さそうですけど。。。。。。
もちろん、この話はフィクションです。
あくまでエンタメとして読んでいただければと思っております。
─ねこじろう
奥さん茶髪なのに誰の髪?
おっと、よく細かいところまで読まれておりますね。
おっしゃるとおり遺影の髪色は茶髪となっておりますが、黒髪の間違いです。
貴重なご指摘をありがとうございます。
─ねこじろう
田舎って怖い
まだ子どもの息子さんを遺して身罷られただけでも無念でしょうに、食べられてしまうなんて可哀想だと思いました。それでも、皆で故人の肉体を食べてあげる(各々の身体の中に納めてあげる)のが、絆の確認。