突然の来訪者
投稿者:ねこじろう (147)
短編
2024/03/20
07:56
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何とか5分ほどで家の玄関までたどり着く。
俺は軽く息を整えて呼び鈴のボタンを押した。
ピンポーン
しばらく待ったが何の返事もない。
もう一度押すが、やはり同じだ。
─買い物にでも出掛けたのかな?
しょうがないから尻ポケットから財布を出しスペアキーを引っ張り出すと、ドアを解錠して中に入る。
「お~い、いないのか~」
玄関口で声を出すと、
「あらどうしたの~?ちょっと待ってよ~」
と未奈の少し慌てる声がした。
「なんだ、居るのか?ちょっと上がるぞ」
そう言って靴を脱ぎ、廊下に上がる。
携帯は恐らく寝室に忘れているはずだ。
俺は廊下沿いにある寝室のドアを開き、ちょっと驚く。
ベッドに妻が寝ていた。
「どうしたんだ?具合でも悪いのか?」
彼女は掛け布団から顔だけを出したまま、
「雄大こそ、どうしたのよ?」
と少し怒ったような感じで返す。
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面白かったです(*´∀`)。
( ゚д゚)。
ひゃ~!Σ( ̄□ ̄;)
怖っわー
コメントありがとうございます。
─ねこじろう
スレチっす(笑)
コメントありがとうございます
─ねこじろう